もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

家が断水した先輩のトイレの話を聞いて思ったこと

以前、はじめて投資をしたいけど、何も調べる気がわかないから、私と同じものを同じ証券会社で買いたいので、設定するのを見守ってほしい…と、お世話になった先輩に言われた件ですが、先日、久しぶりに先輩と会いました。

 

私と同じオルカンを、私と同じSBI証券で毎日つみたてしている先輩ですが、私が見守る中、つみたて設定して以来、なんと、一度もログインしていない、ということでした。

 

またしても、私が見守る中、SBI証券にログインして確認すると、4.6%くらい益が出ているようでしたが、今月末で待機資金が尽きそうな感じでしたので、このペースで投資を続けるなら、追加で入金しとかないと、資金が枯渇します、と伝えておきました。

 

待機資金がつきないことだけ注意すれば、本当は、長期投資には、このくらい大らかなほうがむいていると思います。

 

先輩は、現在、一戸建でひとりで生活しているのですが、最近、何者かのいたずらにより、水道の元栓がしめられ(このあたり、私にはよくわかりません。どうやって、しめたのか??)、断水してしまったそうです。

 

その間、お風呂はもちろん、手を洗う水も出ず、1番こまるのは、トイレが流せないので、使えないことだ、と語っていました。

 

どうしているのか、近くのコンビニとかまで毎回行ってるのか?と聞いてみたところ、大も小も庭に穴を堀り、用を足している、(本人のことばそのまま引用)ということでした。

 

しかし、先輩の家は、ぽつんと一軒家のような田舎にあるわけではなく、大きな道路沿いにあり、まわりをマンションや住宅で囲まれているのです。

 

私はもしや、と思い、その穴の周りは何かで囲っているのか、と聞いてみました。

 

何も囲っていない、ということでした。

 

用を足したくなったら、昼(平日は会社ですが)も夜もそのまま庭に出て、ズボンをおろし、穴の中にすませ、その後、少し土をかけて、使用した紙は家の中に持ち帰り、ごみ箱に捨てているそうです。

 

まわりに見えるのではないですか?とさらに質問すると、草が茂っているので、少しは見えるかもしれないけど、そんなには見えないだろうから、男だし、気にしない、そうです。

 

さすが、先輩、ワイルドです。

昭和の男、という感じがします。

 

男性でも気にする人のほうが多いのではないか、と思いましたが、私はいつもこの先輩と話すと、自分にはない大らかさにハッとし、自分の狭量な心に風がふきこむような気がします。

マネはできませんが。

 

それはさておき、庭トイレは大変不便なのではないか、と思われたので、私は自宅にある災害用トイレと、猫砂と、猫の排泄物をいれても臭いがしない、消臭袋の提供を申し出たのですが、いまはまだ必要ない、夏でもないから虫もいないし、と辞退されました。

 

災害用トイレは、数年前に買ったものの、幸い使う機会もなく、いつまで使用期限が大丈夫かもわからないし、実際に使用した場合の感想も聞いてみたかったのですが、遠慮したのかもしれません。

 

断水時のトイレの備えは重要だと改めて感じる出来事でした。

あまり気がすすみませんが、断水してなくても、一度、備蓄のトイレは、使ってみたほうがいいのかもしれません。

 

 

(翌日、水道局の人がきて、修理してくれ、今は先輩の家は水が出るようになったそうです)