もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

もはや異動したい部署もありません

私は現在は会社の内部監査をする部署にいます。

 

公認会計士がいて、あれこれ調べろと言われたことを調べたり、資料を作成したり、調整したり、雑用をしたりしています。

 

内部監査は数ヶ月ごとに新たな部署を調べたり、並行して特殊な監査をしたりしているので、さまざまな部署の内情がわかります。

 

そして、ついに私は気がついてしまいました。

 

どこの部署にも闇があり、異動したい部署なんてない、ということに。

 

仕事が比較的、楽そうな部署には、長期病休中の社員や、極めて問題があるけれどクビにはできない社員、関わりたくない社員、再雇用の仕事しない社員などが配置され、わずかなまともな社員にしわ寄せがきます。

 

また、パワハラ管理職がちりばめられていて、地雷部門も多いです。

 

さらに、最近、公開されたデータで判明したのが、私が入社したときと比べ、正社員(再雇用社員も含めて)が半分に削減されている驚きの事実です。

 

残りの半分は、非正規社員や、派遣社員に置き換えられていたり、外部に委託に出されているのです。

 

どおりで、年々苦しくなるはずです。

 

非正規社員派遣社員にまかされる仕事は、比較的、簡単な仕事なので、正社員がするのは苦しく、面倒な仕事が多いです。

 

私の会社は3人にひとりが管理職、という、謎体系で、管理職が無駄に多いのです。

管理職になると、一部のスーパー管理職を除き、仕事をしなくなる、という昭和的体質が強く残っています。

 

管理職のポストを創設するためか、頻繁に組織改正が行われ、複雑怪奇な編成が、どの部署がやるのか宙ぶらりんの仕事を生み出し、うちがやる仕事ではない、そちらの仕事だろう、という擦り付け合いが盛んです。

 

定年になると、仕事ができるスーパー管理職は、違う会社によい条件で転職していき、再雇用として残るのは、転職できない働かないおじさん、お局さまばかりになる、という、負のスパイラルなのです。

 

監査部門に来る前は、もしかすると、次に異動する部署はよいところかも、という希望を抱くことがありましたが、よい部署はない、という真実にぶちあたり、ますます希望がなくなりました。