もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

私のエンディングノート & 生きかた考察など

 

こちらは、私のエンディングノートです。

 

私は数年前、生前整理アドバイザー准1級の資格をとりました(資格といっても、講習を2日間受けて、簡単なペーパーテストがあるだけです。受講すれば誰でもとれます)

 

生前整理アドバイザーの講習は、とてもためになりました。

 

生前整理のいっかんとして、エンディングノートを作成するというのは、後に遺される人のために大変有意義なことはもちろんですが、自分にとって、何が大切なことかを考えるのにも役立ちます。

 

いろいろな種類のエンディングノートが書店で売られていますが、私はたまたま、こちらのノートを買いました。

 

3冊同じものを書い、2冊は両親に渡し、暇なときに、ぜひ記載しておいてほしいと伝えました。

 

両親のことさておき、私はエンディングノートを書きましたが、これは、一度書いたら終わりではなく、自分の状況や考え方に変化があれば、たまに書き換えが必要です。

 

今週末は出かける用事もなかったので、遅ればせながら、春に出た村上春樹の「街とその不確かな壁」をはじめ、暗い北欧のミステリー小説数冊(北欧ミステリー小説は、少女がkitigaiに監禁される話がやたら多い気がします)、それからわりと新刊の「ぎょらん」などを読みました。

 

 

横になってしまいましたが、こちらを読み、しばらく、エンディングノートを放置していたので、書き換えなくては、と思いました。(とてもよい本でした)

 

読み返しながら、冒頭のノートの修正していきました。

 

エンディングノートを読み返しながらも再認識したのですが、私には、自分の死を伝えてほしいと思っている人がほとんどいませんでした。

 

 

相続のことを書く欄などには、私の猫を生涯、かわいがってくれる新しい飼い主にお世話代とお礼として〇百万円、そのほかは全額両親に遺す、ととりあえず書いてあります。

 

しかし、実際には両親より私の方が長生きするでしょうし、両親は私の遺産など望んでいません。

 

そして、私には、両親のほかに、ある親族と、10年以上口をきいてないくらい仲のよくない妹がいますが、複雑な事情により、二人にも遺したくありません。

 

ますます、DIE  WITH ZERO の教えに従い、死ぬまでに使い切るのが1番だ、という思いが確信に近づきます。

 

介護職員初任者研修も受講しておきながら、言うのはよくないかもしれませんが、私なら排泄介護をされる状態、ふつうの食事がとれない状態になったら、もう生きていたくありません。

 

認知症になっても、どんな状態になってもご利用者さまに尊厳をもった介護をします!、が是とされるようになっても、絵に描いた餅としか思えません。

その実現のためには、介護職員採用希望者の脳波分析をして、適性検査に合格した人に年間3000万円くらいの報酬を支払わないと、ならないと思います。

 

排泄介護、胃ろうが必要な状態になったら生きていたくない。このような意見をもつ国民からは、社会保険料や税金の搾取を減らし、安楽死尊厳死の規制をゆるめて、自由に死のタイミングを選ばせてほしいと思います。

 

私は無駄に長生きするより、自分の意志で行動できなくなる前に、苦しみなく、死にたいです。資産を使いきって。