もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

連続企業爆破事件の犯人のニュースを見て思ったこと

気力がわかず、毎日、早く帰りたいと1000回くらい思いながら一週間すごし、ようやく金曜日がやってきました。

 

とくに残業もなかったのですが、疲れがとれず、漢方薬を服用し、なんとかすごしました。

 

ひたすら帰りたいと思いながら、いやいや仕事してすごすなんて、限りある命の時間の無駄遣いですが、給料確保のために仕方ありません。

 

さて、最近、桐島容疑者(と思われる人物)が50年近くの逃亡の末、臨終間際に、名乗り、死亡したニュースがありました。 よく、見つからず、街にとけこみ、逃げきったものだ、と驚きです。

 

本人確認証を何も持たない人間を長年雇っていた会社や、住み込みで働かせながら、保険証も持たせない待遇など、思うところはあるのですが、不謹慎ながら、私がニュースを見て、最も関心をもったのは、行きつけの飲み屋があるのは、人生の幸福度をかなり上げるのではないか、ということです。

 

桐島容疑者は、内田と名乗り、うっちー、とか、うーやんとか呼ばれて、いくつかの飲食店で親しまれていたようです。

 

飲み屋の店主とは、銭湯にいっしょに行ったり、誕生日にプレゼントを交換したり、と深い友情も築いていたようです。

 

本人の性格にも大きく関係あるでしょうが、素性が謎でも、家族ほど重くなく、職場の人間関係のようにいやいや継続するのでもなく、ある程度の距離をおきながら、マイペースで継続できるあたたかな人間関係を築くことも可能な、行きつけの店…

 

なんだか、羨ましいです。

 

行きつけの店があることは、確実に、ささやかな幸せに直結し、ささやかな幸せを、ひとつづつ積み重ねることが、人生の幸福そのものではないか、と。

 

(桐島容疑者の関与した事件で、被害に合ったかたもいるのに、事件のニュースを見て、こんな感じ方をして、すみません)