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セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

投資信託 下げ & エホバの証人の男性を好きになった話

こちらが現在の投資信託の画面です。

slim国内REIT以外、全部下げました。

 

とくに理由もなく、最近上がっていたので、下がったのでしょう、多分。

 

このまま毎日つみたてを続けます。

 

 

さて、あべさんが銃殺されてからは、旧統一教会の問題がよくニュースになっています。

 

最近では、宗教二世の被害問題も取り上げられています。

 

親が信者だからと言って、子供の可能性を封じ込めるような制限をするのは、私もよくないと思いますが、難しい問題です。

 

カルト宗教ならだめで、伝統宗教ならOK、というのは変だと思いますし、線引きが極めて難しいと思います。

 

若いころ、ある男性を好きになったことがありました。

 

彼は、お母さんがいわゆるエホバの証人ものみの塔の信者です。

 

お父さんは信者ではなかったのですが、彼が中学生のころ亡くなったそうです。

 

そして、死んだらすべて終わる、というのは悲しくて耐え難い、という感情にとらわれるようになり、信者になれば死後の楽園で、また亡くなった人にも会える、という、ものみの塔の教えに傾倒していき、自らも洗礼を受け、信者になった、と話してくれました。

 

私は彼とは法律の予備校で知り合ったのですが、彼はいつも優しく穏やかで、控えめながら、話をするのが楽しみでした。

 

なんとなく、私が彼のことを好きなのを、気がついてはいたと思います。

 

恋愛の話をふると、自分はクリスチャンで、同じ宗派の女性としか、付き合うことができないんだ、と言っていました。

 

じゃあ、違う宗派や、一般的な日本人のように、特に信仰を持ってない女性を好きになったらどうするの?と聞くと、好きになりそうな気がしたら、自分の気持ちにストップをかけて我慢する、と言っていました。

 

結局、私は彼に好きだと告げることはありませんでした。

 

私は彼から、聖書(ものみの塔独自の聖書があるそうです)の勉強を勧められましたが、どうも抵抗があり、断りました。

 

彼はそれから10年後くらいに、同じエホバの証人の女性と結婚し、毎月、決められたノルマの伝道(布教)を行い、生まれた子供には、ものみの塔の教えに沿った教育をしているそうです。

 

両親ともにエホバの証人の家に生まれた子供は、自らの意思が芽生える前から、徹底した宗教教育のもとで育つことになるでしょう。

 

両親ともに、よかれと思って教育しているのですから、なかなか宗教二世の問題は、解決は難しいだろうな、と思います。

 

先日、偶然、彼と奥さんと、お子さんが一緒にいるところに遭遇したのですが、幸せそうに見えました。

 

難関資格試験を合格するほど頭のよい彼が、ダーウィンの進化論は間違えていて、人間は神に作られたのだ、と語ってくれたことがあります。

 

頭のよい人ほど、かなり矛盾のある教えでも、自分の中で正当化することも可能であるから、本当にカルト宗教は、難しいと思います。