今日はひとりで国宝を観てきました。
最初に書きますが、全く誰かの参考になるレビューではなく、雑談です。
私は映画はほぼ100%ひとりで観ます。
最もいやなのは、映画館でまるで自宅の茶の間でテレビを見ているかのように、しゃべりながら見る人の近くの席になることです。
また、親に連れてこられた小さな子供がつまらなくなって騒ぐのも嫌です。
前回、木の上の軍隊を観に行ったときは、うるさい未就学児が近くにいて、両親ともに注意しないので、意を決して、しゃべらないでください、と親に言ったのですが、その後も親は二人とも放置したまま、ずっとうるさかったので大変気が散りました。
今日は幸いにして、近くにしゃべる人もおらず、R12指定なので、うるさい子供もいなかったので、しっかり集中して楽しめました。
私は歌舞伎は観たこともなく、海老蔵がキライなので、国宝も観に行くか迷いましたが、行ってよかったです。
映像美を大画面で楽しめました。
そして、映像美のほかに私が非常に気になったシーンがあります。
それは、人間国宝の女形のおじいさんが、死が迫る中で落ちぶれた主人公と面会するシーンです。
人間国宝のおじいさんは、現役時代にとても豊かな暮らしをしていたようですが、死の床で横たわっていたのが、ボロい安宿のすすけた畳の上のせんべい布団で、身内も弟子も誰も看病することなく、貧困そのものの部屋に住んでいました。
私は、現役時代に稼いだ莫大な財産はどうしたのか、何をどうすれば、人間国宝ともあろうおじいさんが、こんなに落ちぶれた老後になってしまうのだろうか、と一気に考えがそちらに持っていかれました。
映画「国宝」は、もちろん、そのような視点から観るべき作品ではないのですが、とにかく私はこのように思いました。
おじいさんがここまで困窮するまで、どんな事情があったかはわかりませんが、潤沢な収入があっても、使い方が派手だと苦しい老後になる。
がんがん稼いでパーッと使いまくる生活が好きな人もいるかもしれないが、私はそんなに落差が激しい生活はまっぴらです。
しかも私は、がんがん稼いでいるわけでもありません。
決してみえをはらず、華美な浪費を慎み、インデックス投資を続け、金銀現物を砦とし、これからも質素に暮らしていこう。
(私が金銀を購入し、密かに貸金庫に保管していることは、現実世界では親も知りません)
以上、全然人の役にたたない感想でした。
「国宝」は面白かったですが、3時間もの大作でしたが、だいぶ原作のエピソードを端折っているようですので、いずれ原作も読もうと思います。