どこの会社でもあるような気がするのですが、
私の会社でも、年に１回、恒例の管理職との面談が
ありました。
まず自分で自分に評価をつけて、もし異動希望があれば
記載して、健康状態を申告する・・・という感じのあれです。
自分でつけた評価を、管理職が訂正したりして、あまりに
ひどいと減給、大変に素晴らしいと給与が増えたりするようです。
今のところ、減給されたことも、ましてや増額されたことも
ないです。
しかしながら、この制度を含む私の会社の昇進制度には、深い
深い闇があります。
通常、同業の会社では、昇進試験などがあるのですが、わが社には
ないのです。
昇進は、偉い人の推薦によってのみ行われます。
推薦がすべて通るわけではありません。
つまり、私の会社では、偉い人に気に入られない人は昇進しないの
です。
小さい会社なら普通かもしれませんが、一応数千人の社員（非正規雇用
含めて）がいるのに、お粗末です。
そして、親子で入社、とか、社内結婚などで、家族で勤務している場合
も多いのですが、夫または妻、親がわりと偉い人であると、その家族は
優秀でなくても昇給したり、または、楽なポジションにありつけるのです。
私は一切の縁故者は会社にいないので、そういう恩恵はありません。
強迫性障害があるからです。
症状も出ます。
最近は調子がよくないです。
心療内科に通院していることは、自分の中で恥であったので、
長いこと会社には申告しませんでした。
大変、偏見にあたると思いますが、私は心療内科や精神科に
通院している人は「kitigai」だと認識していて、自分も
その一味であることを、ばれたくなかったのです。
しかし、パワハラを機に休職したことにより、いろいろと考えが
かわり、現在では、申告用紙の健康欄に、「心療内科通院中、
服薬治療中」と、しっかりと書くことにしています。
今回の面談は、仕事の話より健康面のことをあれこれ聞かれました。
正直にあれこれ答えます。
むしろ、この部下にあまり仕事をたくさんやらせると、また
休職するかもしれないし、パワハラで訴えられるかもしれない・・・
くらいの地雷部下、なんなら「kitigai」として認識してもらって
かまわないです。
私は昇進したいとも全然願っておらず、昇給もしなくてよいし、
あと数年したら辞めてセミリタイアすると決めています。
社内の評判とか、上司からの評価は、もうどうでもいいのです。
かといって、さぼったり手を抜くのは苦手なので、そういうことは
していないことは、述べておきます。
５０歳でセミリタイアすることを目標に定めてから、評価を気にしな
くなり、その点では面談は、少し楽になりました。
