もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

親族が入院している精神病院に電話してみました

先週、突然、非通知の電話が私のスマホにかかってきましたが、それは、私が1月まで扶養していた親族でした。

 

親族が、入院している精神病院の公衆電話?からかけてきたのです。

 

親族は、とうてい私の電話番号を暗記していたとは思えません。

親族のスマホは、1月に措置入院したときに、さまざまな事情があり、解約したので、私の電話番号は、紙にでも書いたものを持っていたのか、そこも不明です。

 

先週の金曜日に、親族から泣き叫びながら電話があり、私から聞きとった今、入院しているという精神病院に電話して、看護婦さん(看護婦ではなく、相談員だとのこと。今日、知りました)と話したところ、今週月曜から木曜までのあいだに、医師から私に親族の病状について電話をくれる、そうでした。

 

そして、今日は木曜日。

待っていましたが、何の連絡もありませんでした。

 

先ほど、その病院に私から電話してみると、医者は帰ったし、私と話した相談員は、今日は休みだから、かけ直してくれ、と10分くらい保留にされたあげく、迷惑そうに言われました。

 

夜勤で2人しか人員がいないから、話してるひまはないそうです。

 

「そちらから電話すると言われたから月曜から木曜まで、ひとときもスマホを離さず、待っていて、かかってこなかったから電話したのですが」と言うと、やっと、すみませんでした、と詫びられました。

 

ホームページを見ると、かなり大人数を収容する精神病院で、手厚いケアを行う、と書いてありましたが、重症な入院患者をたくさん収容しているのに、2人しかいないなんて、大丈夫なのか、疑問に思いました。

 

よくわかりませんが、精神病院や、老人ホーム、障害者施設などは、どこもそんなものかもしれません。

 

親族と面会することは可能か、聞くと、それは医者が判断するから、連休あけに、また、かけ直せ、と言われました。

 

かけ直すことにします。

 

でも…

 

私は、自分が親族に会いたいのか、考えました。

それは、毎日、考えています。

 

もし親族が私に会いたいなら、会いますが、そうでないなら、もう、会わなくてよいと思うのです。

 

もちろん、親族が無事に暮らしていることが条件ですが。

 

私は20年間、自分にできることは、すべてやりました。

 

親族の世話をしながら、転職をし、両親のサポートを受けながらですが、毎日夜遅くまで働き、同世代の男性と同じくらいのお金を稼ぎました。

 

親族が望む限りの教育を受けさせたかったからです。

そして、貧しい生活をさせたくなかったからです。

 

専業主婦のお母さんよりは、親族にかけられる時間は少なかったけれど、1人で父母二役をやりました。

 

私はもちろん、100点の保護者ではなかった。

 

しかし、その時々で、自分が最善だと思うことを常に、行ってきました。

 

精神障害があるとは言え、もう、自分で選んだことの責任をとるのは、親族自身が担っていくことを、自覚しなくてはいけないときが来ているのです。

 

そのことに気がつかないと、親族は、いつまでも、前に進めないと思います。