もっとのんびり暮らしたいけど

セミリタイアを夢みて試行錯誤する記録

知床の観光船の事故について思うこと

知床の観光船が、荒波が予測される中、出航して、取り返しがつかない事故がおきてしまいました。


私は、1年半ほど前の9月に、道東に行きました。


1年間、うつ病で休職し、復職したばかりでした。


一人で飛行機にのるのははじめてでした。


地平線や、水平線、大自然を見たくなったのです。


ちょうどコロナが落ちついていたときで、ツアー旅行に申し込んだのですが、参加者は私だけでした。


にもかかわらず、ツアーは、開催され、私1人で、大型バスで、バスガイドさんがついて3泊の旅でした。


バスの運転手さんとガイドさんは、ウトロで待ち、ひとりで観光船に乗りました。


観光船にひとりで乗っている人は、いませんでした。


ひとりで、北方領土をながめるのは、感慨深いものがありました。


国後島に1番接近したときは、冷たく強い風が吹き、冷たい波しぶきがかかり、船で、郷愁を誘うような歌が流れました。


最果てだな、私は一人だ、と思いました。


9月で、陸上は半袖でも大丈夫なような日でしたが、海の上は、とても寒かったです。

フリースを着ましたが、まだ寒かったです



今は、9月よりも気温も低いので、海の水は、とても冷たかったと思います。


やるせない気持ちになりました。


船長さんを非難する声もありますが、自分はやめたくても、運航をやめられないような、圧力が日常的にあったような気がするのです。


会社代表には、重大な責任があると思います。