私はうすうす、自分は温厚で穏やかな性格ではないなと思ってきました。
怒ると、文字が読めなくなるほど、目の前が真っ白くなります。
比喩ではなく、アドレナリンが一気に血液の中に放出されるのがわかります。
20年以上前の出来事も、思いだし、鮮やかに怒りが蘇ります。
今までの人生は、この怒りのパワーによって、がむしゃらにやってきました。
怒りエネルギーも役に立ってきたと言えます。
しかし、このような性格は、大変、つかれます。
そこで、改善しようと思い、1年ほど前にアンガーマネジメント講習を受けました。
受講料は23000円くらいだったと思います。
そのとき、自分がどの程度怒りやすいのか、また、どういうタイプの怒りなのか、それを改善するためにどうすればよいのか、などアドバイスを受けられるテストを受けました。
以下がそのテスト結果の一部です。
いかがでしょうか?
とくに、怒りの持続性の偏差値の高さと、怒りの耐性の偏差値の低さに、我ながら驚きました。
こんなマンガみたいな人がいるのですかね?!という感じでした。
このテストを受け、親しい人に全ての結果を見せると、よく当たっているね、と言われました。
でも、性格だから、怒りやすいのも個性だから、いいんじゃない?とも言ってくれました。
(その人は、温厚で穏やかないい人です)
なるほど、やはり、自分は怒りやすいんだな、と改めて思い知りました。
これでは、社会生活は、難しい、今までよく頑張ってきた、と、しみじみと思いました。
もし、私が、力の強い男性だったら、殴ったり、刺したり、何か事件を起こしていたかもな、とも思いました。
この結果をふまえて、アンガーマネジメント講習を受けるのですが、結論から書きます。
全然身につきませんでした。
たしかに、勉強中は、若干ですが、怒りの逃し方が頭にあるのですが、受講が終わると、すぐに元どおり、怒りに振り回される性格に戻りました。
性格を変えるのは、難しいです。
アンガーマネジメント講習を受けなくても、診断のテストだけでも、有料ですが受けられるので、興味のあるかたには、おすすめです。